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Channel: RaitaのFERRARIの愛し方 愛され方
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誰でも書けるリポートの書き方!FCJイベントリポートを寄稿

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Ferrari社の公認のオーナーズクラブ、フェラーリクラブオブジャパン(以下FCJ)の事務局から、
クラブ末端会員である私の携帯に突然、連絡がありました。

2014年に某所で開催したイベントのリポートを書いてもらえますか?と。

「えっ?そんな話は聞いてなかったです」と私。
なんでFCJ事務局がいきなり私のところにリポート寄稿の打診を?!
以前、イベントリポートを何回か書いたのでその繋がりだったのかな。

地元理事をも通さぬ、突然の連絡に面食らった。
しかも締め切りは1月末だという。あと10日もないじゃんか。

女性に困り声でお願いされたので、それじゃあ無碍に断れない。
ここは男らしくスパッと引き受けることにした。


しかし、仕事の繁忙の合間に、フェラーリ稼働の合間に、休息の合間に書かねばならんぜよ。

それに、リポートを書くつもりでそのとき現地に居たわけじゃないので、
事柄の急所や細かい検証をしてないぞ。

そこで、理事のお方の記憶と記録を頼りにリポート作成の骨格を固めていくことにしたのだった。


FCJイベントリポートは書き方がちょっと堅苦しい感じが特徴だ。
この特徴をキチンと残さねばならんだろう。

今回のリポートを書くために、
過去の記事を少しだけ参考に読むが、大人の文章過ぎてどうも参考にならん。

この時のイベントは何月何日、何処で何名が何をした、何があった、何が面白かった、
そして特徴的な余興の内容から最後の締めの言葉へと結ぶ。
クラブの活動としての広報と記録を兼ねるのだから、
この書き流れと事柄の急所を押さえていることが重要だ。

そこを踏まえつつ、でも、イベントのリポートなんだから、
自分が思ったこと、感じたことをそのまま綴れば良かろうて。ウッシッシ。

結局、夜な夜な自分風にサクッと書き上げたものの、どうにもキレがない文章になってしまった。

でした。ありました。のオンパレードで、なんか小学生が書く文みたいな感じになっちゃったかも。

読んだ人はRaitaさんの幼稚な文章を笑ってやってください。


これが走り系のイベントリポートだったら、
フェラーリと触れ合う感動をもっと自分風に書けたんだけどね。


もう、イベントリポートは書きたくないなー!ってのが実は本音であります。

今年も4月、5月に良いイベントがあるんだよね。
またリポート寄稿を依頼される可能性は高い……。
リポートの書き方をここに書いたから、今度は誰か書いてよね(笑








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羨望から購入への一歩!一歩進んでよく解る、現在のTHEフェラーリ商売商売

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12気筒フェラーリと触れ合えない飢餓の日々は続く。

この個体は良いなぁー!って「今日この個体を検討していても明日には売れてしまう」
その存在が広告から消えてしまう、その時のショックったらない。

又、応談の個体が多い為、まずは乗り出しの価格を問い合わせしないといけない。
そして、乗り出し価格での検討だけではなく、
良いなぁと思える個体は現状のコンディションや、過去の整備履歴の解る範囲の項目を聞き、

車両の現状のセールスポイントなども教えて頂く。

今週はとにかく気になる個体を期間集中的に問い合わせをしまくった。

私の12気筒フェラーリ購入候補は、testarossa、512TR、550maranello、456GT(6MT)そして412(AT)このたった5モデルであります。
(以下、モデル名簡略表記を先に詫び致します)

テスタロッサはA店とB店にC店に問い合わせをした。
512TRはD店とE店とF店に問い合わせをしてみた。

550と456は市場の中から良さげな個体を打診した。
412は私が欲しいなーと思えるのは、やはりあの一台しかありませんよね。

これら各々はメールでの御返事、又は電話での回答を連発で受けることになりました。
「この個体のコンディションはどんな感じなんだろうか?!
価格は高いんだろうか?それとも…」
その回答は楽しみでありますが、その内容にはいつもドキドキとさせられます。


文章って書き方一つでその人のなんとなくの性格や想いを読み取れますよね。
電話も話し方一つ、声色一つでなんとなくの性格や想いを汲み取れますよね。
そして、各々の担当者にはフェラーリ商売としてのスタンスや信念を感じられ、
話の内容から伺える商売への真剣さと売り物への取り組み方をも感じられることもある。
その逆に、販売への適当さ、不真面目さ、どうでもよさが、
綴る文章や放つ言葉において如実に現れてきます。


結果から言うと、今回の問い合わせした関わりから感じるに、
[コーンズ]と[某有名ショップ一社]と[フェラーリを特に専門分野として販売していないお店]、
この三つ以外は、全て最悪な印象を与えてくれるお店でした。


そんな最悪な印象を受けて、久しぶりに思い出します。
「あぁ、フェラーリの販売や商売って昔はこういう豪快でいやらしいのばっかだったよなぁ」と。

不快なやり取りに満たされた不誠実さでギトギトのプールに飛び込まされ、
不愉快の泥を飲まされるってこんな感じだよなぁーと、少し気持ちがへこむ。

猛烈に適当、強烈に高飛車、接遇の欠片もない。フェラーリ入手はとにかく金の有るもの、金を積んで掴み得た者が勝者。

こちらの意志や気持ちではなく、あちらのご機嫌や考えが優先される。
これはまさに古き悪しき「THEフェラーリ商売そのもの」じゃないか。
強気と豪気の滲む嫌な性格と唸る大金を武器に臨まねばならぬ、フェラーリを奪い合う弱肉強食の世界である。

いわゆる本当に普通の応対、自動車販売商売の親身で温かい世界や、
コーンズなどのスペシャリストがこの手の自動車を販売するプライドが強く感じられる世界とは一線を引く。
ギトギトでギラギラな世界に踏み込まればならぬことになんだか辟易とする。



「みんなで楽しくフェラーリに乗ろう!」
「フェラーリはやっぱり最高ですね!」
大切な愛車を磨き、眺め、走り、大事に整備し、仲間とフェラーリの何たるかを語り合う。
トラブルにへこむ仲間を時には慰め、時にフェラーリに悩む自分も仲間に励まされる。
メカさんには渾身のスキルを持って、
自分の大事なフェラーリの健康を守ってもらえることにひたすら大感謝だ。
フェラーリ維持は自分の力だけでは成り立たないことをいつもありがたく痛感する。


しかし、私はフェラーリのオーナー世界での出来事や、
フェラーリショップ世界で嫌な事をいろいろと経験してきたせいか、

フェラーリに関わる人間が全て自分の味方かのように接する八方美人とお人好しを止め、
自分の信じる仲間とフェラーリに真摯に向き合う人間との良好な関係のみに閉塞した。
フェラーリ世界の嫌な面のみを、もう出来るだけ避けるようにしていたのである。


フェラーリ購入には、この嫌なフェラーリ世界との直面はどうも避けられないようである。

「このお店には一切関わらないほうがいいな」
筋の通らない言葉はのちに簡単に反故される予感を強く感じる。
そこにどんなに欲しいクルマが在ってもこのお店には迎合したくない。
いや、欲しいクルマのためなら、このお店に迎合するしかないのか?!

例外や程度の違いこそあれ、
この手のクルマの専門でやっているお店はやはり感覚が違うんだろうか。


テスタロッサ…
本命である。白のセンターロックEUモデルが大本命だ。
だけど、市場には物が在りません。現時点では個人売買方面の2件で妄想してます。

512TR…
もはや、売り物が高過ぎます。腰を抜かすほどの高さです。安い599が買えます。


456…
1番好きな紺色の456が無い。しかもATばかりで6MTが少ない。

550…
クルマは最高。この世にテスタロッサの生誕さえ無ければ、
私がアガれるフェラーリだったのかもしれない。
550も456同様に車体色で選んでしまう。

412…
トラブル三昧の苦労を満足に変えられるか?!エンジンルームと内装の雰囲気は最高なんだけどねー。


今回、4台目のフェラーリとして、テスタロッサ以外のモデルを購入した場合、
再度、テスタロッサ欲しさに5台目のフェラーリを物色することになるんじゃないのか??


フェラーリを買うなら、フェラーリを選ぶより、フェラーリを探すよりもまず先に、
フェラーリを買うためのお金をかき集めるほうが先決のようである。

古きスペチアーレモデルの相場観を除けば、

MR12気筒フェラーリの現所有やその商売は現在、最強のカードのようだ。

次いで12気筒フェラーリのMTとなるだろう。


私の12気筒フェラーリ購入羨望は、この厳しい状況とリンクして、私を絶望の淵へとさらに誘なう。

とにかく、[行動]しかない。
僅かな可能性が残されたタイムリミットは、多分あと半年も無い。







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348ツーリングへ行く

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348ツーリングに参加してきました。
348COJはホント、雰囲気の良いオーナーズクラブです。

348はすこぶる快調でありがたかったですねぇ。348の咆哮は最高です。


しかし、12気筒フェラーリに傾注している私の今の心には、
348に完全に満たされない気持ちが見え隠れしていたのであります。
348に乗っていながらも348の事は時に忘れちゃってる。
ウットリしたり、ふと、ぼーっとしちゃったり。

惚れ込んだ348と別れるつもりはさらさらないけど、12気筒フェラーリを想う時はつい、
手持ちのフェラーリは1台も無いものと考えちゃってる。


12気筒フェラーリというピースを私のフェラーリライフにハメ込まない限り、
又は12気筒フェラーリ所有したい!という気持ちへの惜別を決意しない限り、
この悶々とした気持ちはまだまだ続くのでしょう。



348でたっぷりと走り回って、ガレージに辿り着いた時のトリップメーターは328.5キロ。

なんと、328…GO!である。

328のタイミングベルト整備、その他整備一式全て終わった。

明日はいよいよ328の引き取りだ。348で満たされなかった本日の気持ちは、

328ならば、回復させてくれるのだろうか。





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328タイミングベルト交換はあっさりと。安心感はどっさりと。

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328の整備が完了したので引き取りに行ってきました。

今回の内容はタイミングベルト交換一式が主であります。
8気筒モデルにおいて、
「タイミングベルト交換の周期がどの程度、長期に渡っても大丈夫なのか?」

それを確認するために、
あえて長めの交換スパンを敢行している我がフェラーリたちであります。

2年、3年、4年、5年など、タイミングベルトの交換スパンは、
オーナーの考え方や不安感を一掃したい心が如実に現れるところです。

自分のフェラーリの乗り方やら扱い方において、
交換されたベルトやテンショナーベアリングなどの痛み状態や、
その他の整備済みヶ所との経年を絡めて感じるに、

「全然、大丈夫じゃんか!」ってのが一番の印象です。

だって、ベルト類、ベアリング類がこの長期経過でもほとんど痛んでないですもん。
その他ウォーターポンプ関係、カムシールなどのオイル漏れなども大丈夫でした。


まぁ、定番通りの早い周期で取り替えるのは、
自分の見栄と満足と売却の為のセールスポイント以外の何者でもなく、
あまりにも短期での交換は「お金の無駄である」という考え方に達しました。

まぁ勿論、私がもし不動何年、乗らない時期何ヶ月が周期的に続くような場合であるのなら、
こんな長期テストなどせずに、良いタイミングで速攻に交換して整備歴をリセットしますけども。

適度に乗り、適度に熱と負荷をかけ、適度な年間走行距離をこなす。
新鮮な燃料を回し、オイルも回し、水も回す。私なりの快調の延命はコレですね。

もし、タイミングベルトが切れたりコマ飛びしたりしたら、
「運が悪かった…」ただそれだけのことです。
まぁ、普通はそれを避けたいから、交換周期の経過を恐れるようになるのですけれども、
フェラーリ所有17年目にもなりますと、これまでの経験なども積み重なり、
「神経質に考えずともどうでもいい」「多分、大丈夫」「エンジンをヤっちゃったらスパッと諦める」と
悟りを開いたかのようになりますね。



今回のタイミングベルト交換作業は想定外のトラブルは何も発覚せず、
実にアッサリと完了いたしました。この現実に感謝です。

懸念していた燃料漏れらしき気配もまったく杞憂に終わりました。
総点検において何も漏れてません。単に私の気のせいでした(笑

エンジンオイルを交換、オイルフィルターもUFIで交換。
エアーフィルターもUFIに交換して、汚れを確認しましたが、
虫や埃が少々あっただけで大して汚れてませんでした。無駄でした。

エアーフィルター交換も、真新しい新品になる交換済みの自己満足と、
エンスー魂の小煩いマニアへ向けた、愛車大事にしてるアピールの一つですね。

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ウエッブサイトに掲載を了承頂きましたので随時画像の方をアップさせて頂きます。

ブレーキ点検はフェラーリを気持ち良く走らせる上での大事なポイントです。
今回はマスターシリンダー及びブレーキサーボの点検を行いました。


加えまして、アイドリング状態のチェック。
正常なウォームアップが行われない状態でしたので点検及び清掃を致します。
クリーニング後は良好な状態に回復いたしました。

更に奥深くまでチェックをさせて頂きます。

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とまぁ、そんな風に整備の済んだ328は乗り出しからすこぶる快感でございました。
実に気分がいい。
タイミングベルト交換は2週間もかからず、素早くアッサリと完了し、
今交換しなくともどうでもいいと思っていたのが、
タイミングベルト交換によって、328への機関安心感はどっさりと齎されたのです。


「そっか!安心感ってのもあるね」今更ながらに気付く。

タイミングベルト交換直近の安心感ってやつも、しょせん年々に薄れていってしまう悲しい喜びです。
交換済み時点からそんな達観は始まります。
なんせ私のフェラーリライフは、まだまだこの先も長いですから。



さて、12気筒フェラーリを買うのに1100万円の現金を支度せねばならないとする。
ならば愛情等しく1台367万円で売れれば、目論見通りの1100万円です。

328に乗っていない時はそんな考えが頭を過ぎりますが、
328に乗ってるとそんな考えが吹き飛びます。
手持ちのフェラーリは結局、
売ろうとしても大した金にはならず、売却を考えるだけ無駄なことだと。
フェラーリ売却の「たら」「れば」は考えるだけ空しくなります。

さぁて、Raitaさんちの328GTSはタイミングベルト交換によって、
多くの人に安心して貸し出せるフェラーリとなりました。







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Ferrariに乗りたくない週末

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突発的な仕事の保留もありつつ、今、目の前にある仕事を頑張り、良好な成果を上げた。
そんな仕事のキリよく週末を迎えられ、

日曜は曇りのち雨っぽいけど、土曜日なら、なんとかフェラーリに乗れそうなお天気。

約束があるわけじゃない独りの行動は、なんだかFerrariを遠ざける気分になっていた。

簡単に言えば、今は元気がない。何故か!?

多分、12気筒フェラーリの購入のことに頭を悩ませているせいだろう。

どんなに高額で、スペシャルなモデルに乗っているオーナーさんも、
「凄いなー!」とは思えても何にも羨ましくないが、
極上のtestarossaに乗ってるオーナーさんは心の底から羨ましい。

それがさらに、testarossaを欲しいと思わない人間すら羨ましく思えてきた。
12気筒フェラーリを持たぬ人間の、もはや末期的重症である。
12気筒フェラーリへの切符を買い損ね、オーナーに成るべく乗り込む列車に私は完全に乗り遅れた。


日曜日は、とある355オーナーさんとのプチお茶会を予定していたものの、
雨予報の為、延期になった。実に残念、またの次の機会だ。


次週は、コーンズ主催のツーリングに地元の仲間と参加する事にした。憂さ晴らしと気晴らしに。
コーンズのカスタマーの集うツーリングであるから、参加車は最新モデルばかりだろう。

しかし、私の話題はtestarossaの事だけなのである。







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悲報の速報!何が起こってる!?テスタロッサ市場に働く見えない力

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1100万円で告知されていた黒テスタロッサ走行5000キロ個体が僅か4日で消えた。

どうも成約のようである!!


何故にテスタロッサばかりが?!こうもバンバンと市場から消えていくのだよ?!
何台も何台も。
360モデナの中古流通じゃあるまいし。


テスタロッサ消滅の流れは、センターロック個体を標的に成約がバンバンと進み、
まずはお手頃感の強い個体が消え、走行の少ないオリジナル然とした個体は価格を問わず動きが早い。
白などの希少色なども素早く成約していく。こんちくしょう。
センターロック個体が一番の狙いなんだろうな。
センターロック個体は現れてはすぐに消えてしまう。


ASKの九州の赤の一台や他の黒は、問い合わせしても無視されたのでアレだが、

黒のはちょろ告知を見た時の価格だと多分、乗り出し1900万円近いと思う。
赤と黒、これら1800万円近いテスタロッサ個体の動きは流石に悪いんだろうか。


何故、テスタロッサばかりが?!


いまや、テスタロッサ市場は常軌を逸したホラーな世界観を醸し始めてる。

個人がテスタロッサが欲しくて買いましたどうのこうのって感じじゃねぇだろ。
何かがおかしい。そんなにテスタロッサ購入者が急激に増え現れるものか。
何かが狂ってる。テスタロッサをネタに利益を生む何かでも絡んでいるんだろうか。



期待して現れた本命の白いのがたったの数日で売れたら私もしばらく立ち直れねぇ。
多分、これも価格が高いんだろうか。
フェラーリ3台叩き売っても追金数百万円、追金一千万超えの世界。
それほどの愚行はメンタルとして馬鹿らしくてどうしても買えねぇ。


価格を問い合わせてみるものの、本音はその価格すら怖くて聞きたくなくなってしまう。


テスタロッサは、テスタロッサは、どうにかならんのか、どうにか…。
テスタロッサ購入心は私の心と身体を蝕む。
ストレスによる大漁下血、イライラからの過食、今日もキリキリと胃が痛いぜ。

12気筒に辿り着けないのなら、
フェラーリを降りる選択肢が私のゴールだと言うのか、夢を諦めた敗者になれと。

しかし、私腹を肥やすことに塗れた、今の腐ったテスタロッサ市場と刺し違える覚悟で、
胸を張ってV8フェラーリオーナーの座を去りたいもんだ。

呑気でいられない乱気、この狂ってるテスタロッサ市場に対し、
稼げど稼げど、稼ぎすらも追いつかない。この先、どう私が立ち行けというのだ?!







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日本最高齢(多分)!現役testarossaオーナーと巡り合う

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testarossa欲しさに飢えに飢えた飢餓と苦悩の日々はまだまだ続きます。


本日は一件、testarossa個体の電話問い合わせをする。
多分、高いんだろなーと思いつつ、開店時間を待つ。そして電話。
震える声で低姿勢、個体への急所を突いた質問は忘れない。

モトヤマでの悪夢(あの奥さんが原因)のせいで軽いPTSDになりながらも、
本日の電話から聞こえてくる相手の話は至って普通の、回答らしい回答だった。
期待の結果、車両価格は予想通り。タイベル交換は必要。
良くも悪くもぶっ高い車両価格だけがネックである。

メールでの回答も打診してあるから、下取りなど細かい話はそちらで確認すればよかろうて。

メールの回答を楽しみに待ちましょう。

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「Raitaくん、例のtestarossaオーナーを紹介するから今日、会いに行かないかい?」

我が癒し系仲間からそんな声を掛けてもらえれば、何が何でも行きたいだろう。
なんせtestarossaに私は飢えておりますからな。行きましょう、行きますとも。

新車で買った328GTB、オーナー歴26年の仲間は、待ち合わせ場所に328GTBでご登場と思いきや、
ライトウエイトな英車でご登場。なんだよ、私は328とtestarossaのペアが見たかったのになー。
足車で出向いてる私が言うのもなんだけど(笑

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在ったよ、在ったよ、testarossa!うひょー!久しぶりに見るtestarossa

パッと見る限り、オリジナル然とした極上testarossaのオーラを放っておる。
testarossaのリアバンパー上面の角々しさは、
クッキングパパの荒岩さんのアゴをイメージさせるなぁ、ふふふ。


このtestarossaオーナーは毎週のように稼働させているらしい。お歳を考えても素晴らしいじゃないか。

ご挨拶も済ませ、オーナーのフェラーリへの想い、testarossaへの想いを伺う。
又、どのような経緯で、いつ何処で、ご購入なさったのか、詳しく詳しく。ふむふむ、ふむふむ。

個体は17Bが嬉しいtestarossa!嗚呼、羨ましい。
そういえば、4年くらい前に広告で見たことがある個体だ。あの時のあのtestarossaでしたか。


「次のオーナーには是非とも私めを…」まるで政治家の文言のようだが、
以心伝心、私のそんな想いは伝わっていたようだ。


まぁしかし、それがすぐにどうこうって話でもない。
いざ、売却の際にはあの購入処からの横槍も懸念される。
積み上げた札束の高い方に人間の気持ちが流れるのは通常なら避けられまい。
日本で最高齢であろう、このお方の現役testarossaオーナーライフはまだまだ続くだろう。
あと10年は乗っていたりして。10年後のtestarossa相場じゃぁ多分、高過ぎて買えないことは明白。
testarossa相場憎しが想いが募る。


さて、ここからはRaitaさんが長年培ってきた厳しい視線で個体の全てを目利きしてみる。
嗚呼、testarossaよ、すまん。私の涙ながらの悲しい攻撃だぜ。君はなんにも悪くない。

オーナーさんのお話と照らし合わせると、
この個体の購入処は嘘ばかりを並べ、
なんでも鵜呑みにしちゃう正直者のオーナーを悪意をもって騙してる。
ホント、あの店は嘘八百の空想物語をオーナーによく出来るもんだ。
何台目、何回目だよ、私があの店の空想ストーリーを聞かされるのは。

良い個体が怪しい業者のつまんねぇやり方によって、
正統な物から、どんどんおかしくされてしまう典型のようですな。
しかし、この個体には素性の良さがあり、まだ救いようがある。大丈夫だ。なんとかなる。
勿論、オーナーさんに私は何も言わなかった。愛情の注がれた素晴らしいtestarossaには間違いない。
真実を今は話すべきではない。この先、もし何かが起きた時に話そう。


「今度はフェラーリ同士で一緒に走りましょうね!」
またの再会を約束し、帰路に着いた。

ガレージに戻ったら、
フェラーリ動かそうかな?!とtestarossaに触れ、高まった気持ちを消化させようかと思ったが、

なんだか気持ちがのらなかった。 とりあえず、明日にしよう。明日、考えよう。

帰ってから、メールの回答を見た。
今回の問い合わせには308の下取りを盛り込んであったのである。

我が308GTSquattrovalvoleの驚愕の下取り金額は!?


これが、またまた私を悩ませることになったのである。
この見積もりマジックを鵜呑みにこのまま騙されれるべきか、いやさ、突っぱねるべきか!?

328や348も下取り候補に盛り込んでおくべくだったか!?

果たして、あのtestarossaもあと数日でアッサリと成約してしまうのだろうか!?






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Ferrari308…出撃す!

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なんだか久しぶりにフェラーリに乗った気がする。

Yahooブログ機能に投稿の日付け及び時間の任意設定が出来るようになったので、
今年に入ってからの私のフェラーリ稼働はその実日付けがわかるよう、
日を合わせて投稿することにしてる。

308が何日ぶりの稼働なのか、調べりゃわかるが、単に日にち云々ではなく、
自分の気持ちとしてはだいぶ離れていたような気がする。

パッと支度して、軽く埃を払いつつ、念入りに308を暖気する。
いつからだろう?308のノントラブルぶりに絶対的な信頼感を強く抱くようになったのは。

おっと、308の燃料がだいぶ少ないな。帰りに沢山のハイオクガソリンを飲ませてやろう。

308のPWもそろそろ修理をしてやらなきゃだなぁ。パーツを早く手配しないとなぁ。

308は機関が温まるまで気を遣う操作になってはいたものの、
油温80度定常に達する頃には、もはや気遣い無用のお気楽快楽マシンと化していた。

久しぶりの308の操作感に自分が馴染むのと機関の温まり完了とが、ほぼ同着。
あとは思うがままに308を走らせるだけだ。

308で走る。
いやー、とにかく気持ちいい。特にこのシフトフィーリング、最高だよ。

308で止まる。
ブレーキ効くねぇ。オリジナルのブレーキじゃなくてどうもスミマセン。

308で曲がる。
うーん、もう少しスムーズに操舵軽やかに曲がりたいもんやね。
頑張ろう、ステアリングギアボックス整備を。

308でかっ飛ばす。
これが凄え気持ちいい。多分、このエンジンパワーは、
日本に在る308qv中じゃ間違いなくトップクラスの良好フィーリングだね。


このところ、ひたすら12気筒フェラーリに感けてた気持ちは何処へやら、
流石はFerrari、私の気持ちを掴むのは上手かった。

「308ってこんなに良かったっけ?!」
いつものことながら、308にはこれまでに何回もそう思わされている。

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帰りはハイオクガソリンをぶっ込んでから帰還した。この快調のご褒美に。

よし、今度のコーンズツーリングは308quattrovalvoleで行くことにしよう。

世間のモダンフェラーリオーナーが一番価値を認めないモデルであろう308で、
ここはいっちょ、胸を張って参加してやろうじゃないの、ウッシッシ。

まぁね、昔っから私はどんな場であっても、
フェラーリの車両価格によるヒエラルキーなんざ感じたことはなかったけどね。
同じ世代、近い世代を生きたフェラーリは皆、対等なんだよ。
買える優越、買えない卑下よりも、自分自身のフェラーリへの熱い想い入れを語りたいじゃないか。

まぁだけど、自分の気持ちの根底には、不遇の扱いを受けてきた308だけに、
308の良い所を皆がちゃんと解ってくれたらなー!ってのは有ったね。


公道では素早い操作感と実速度じゃ最新モデルの振る舞いには敵わないからなぁー。
癒し系僚機のDino246gtと308GTSで、ひたすらくっついて走ることにしよう。

なんだか懐かしいよ。
Ferrari308にこうやって、自分の気持ちがときめくことが…ね。






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Ferrari308 (1) となる

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630万円の308GTSqv(EUモデル)が売れ、さらに698万円の308GTB/2v(US)が売れた模様。

残るは1090万円の308GTBqv(D車)のみとなってしまった。

久々の一般広告の308(1)である。308は一台しか売り物がない。

我が308GTSqvが一般広告に載るときは幾らの金額が提示されるんだろうか?!

私にはわかんない。


キャパリーノクラスの相場は今後は1500万円~としてもらって、

広告売値、どうせなら980万円くらいで行ったれー!って感じである。

いま、308GTSqvが本当に欲しい人は、
ここ数週間が今の308市場よりもお買い得に買えるかもしれないRaitaさん直売、
これが期間限定のラストチャンス。

来月には応談、もしくは700~800万円くらいで308GTSqvが広告に載るかもね(低く予想)
いや、まさか、まさかの海外輸出になっちまうのか?!
あぁ、悲しいような寂しいような、少しだけ嬉しいような。

http://www.classicdriver.com/en/cars/ferrari/308-gts-1977-1985?search_api_views_fulltext=&view_mode=list

だって、今の日本に在るフェラーリは安いんだもん。
現在の円安も奴らの武器となってる。


いやー、売却後の先々は私が関知するとこじゃないけど、
業者さんには、より良い商品性にしてもらって、
価値を温存し、さらに継承していくには車両を高く売って貰えるほうが、
オーナー冥利に尽きるかもしれないね。
そらに実売の実績が車両の価値を高めてくれる。

もしも、国内最後の308GTBの一台が消えた後は、
そのあとの308国内価格の跳ね上がりがまた怖そうだ。どうなっちまうのか?!


売却を考えるオーナーには今は追い風、
これから買おうとする人にはいつまで続くのかわからない向かい風。


とにかく強烈だ。
「頑張ればいつかフェラーリが買える!」なんて、
能天気なことを言ってる場合じゃなくなってきた。

普通に少し頑張れば手が届きそうなフェラーリは、、、
今まではそうだったそのモデルは、ここ数年で完全に消えていくのかもしれない。


このところのフェラーリ市場は応談応談の商談地獄と化してきた。

550マラネロまでの2シーター12気筒モデル、328以前の8気筒モデルは応談、とにかく応談の競争の世界だ。


購入への一歩で関わり、私も苦しみ悩み、
いろんな現象、いろんな話、それら絡み合いに、私の心はだいぶ汚れてきちまった。


早く全てを終わらせたいよ。どんな結果であれ。

歪みも汚れを無くし、もっと純真に、こんな市場云々相場云々関係なく、

何も狂わず、何も乱されず、

今まで通り、もっと穏やかな心でフェラーリをしみじみと楽しみたい。そう望むよ。




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現時点ではお断りの方向が得策か?!

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話はかなり進んでいたつもりだったんだけどねぇ。
私の気持ちもかなりの覚悟で固まってきたつもりだったんだけどねぇ。

本日、自分の鋭い観察眼を恨んだよ。
何故、「そんなもん、どーでもいい!」って勢いだけの馬鹿になれないのか…と。


例えるなら、Dino246は今、幾らあれば本当に自分の手に入りますか?!

価格が安かろうが高かろうが、私がDinoを欲しいと願うことは無いけれども、
Dino246の価格がどんどんと上がっていったあの流れを見てきただけに、

もしtestarossaがもしDinoと同じような相場観になってしまったら?と思うと、

怖いんだよね、焦るんだよね。でもなんだかなぁ~って思っちゃうんだよね。


一つの個体が市場にASKで出てるとする。

個体の成りを見て、価格を自分で予想する。

高ければ、やっばりね…そう来ましたか。
安ければ、やっばりね…でもそのくらいは言うだろよ。

でもなんか今の状況、これはおかしいだろ。
この価格高騰合戦、商談の戦場に10数人もが群がる鬩ぎ合いはさ。

誰が個人所有で、誰が転売目的(商売仕入れ)なのよ?!

このフェラーリに乗りたい!って個人所有を願って買おうと思い、

問い合わせで右往左往してるのって、まさか私だけなんじゃないよね?!

私的に妥協出来ないほどの修復歴があるテスタロッサにすら群がるのは見ていて滑稽だ。
同じく、酷い修復歴のあるマラネロですら売れてしまった(2/16付け)

数ヶ月前から抜きんでた相場観は業者の強気と商魂に変わり、
夢を達成させるのは今しかない!と焚き付け、焦らせられる。

「今買うしかない。今を逃すとこの先、価格は下がることはない」

そうかもしれない。多分、そうだろう。

いや、そんなことはないかもしれない。やはり、ほどほどの感覚が重要だ。


しかし、私はこの数週間、十分に戦った。やりきった感も出てきた。
頑張ってみても最良の結果が得られなかったけども、納得も満足もし始めている。

あの412も本日、売れちまった(2/17付け)

現時点ではtestarossa vs 456GT(6MT)vs550マラネロとなりました。

308を失い、348を失い、さらに借金を背負い、
それで得られる、あのテスタロッサではいささか後悔が残る。残るような気もする。
ただし、業者相手なら減車への手離れは良い。

456GTは4台目の増車となる。当然ながら、4台持ちはさらに茨の道になるだろう。
追い追いに減車していく手もあるが、それもなかなかうまくはいかないだろう。
MAXに金が掛かる、後々はどうであれ、今が良ければいい!という1番楽な道筋だ。


テスタロッサも納車後すぐにタイベル交換費用が別途で発生する。
所有後も乗り出しで、トラブルのダメ出しを行わなければならない。
クラッチ整備やタイヤ交換、その他軽整備も。

456GTは狙ってる個体が細かいとこの壊れ癖が出そうな感じなので、かなりの覚悟は必要だ。
現時点では窓のズレが出ていないのは幸いした。
現時点で1番魅力的なのはやはり車両価格である。


550は例えどれを買ったとしても、トラブル云々そんなに心配はしていない。
乗り出し価格のことだけである。
ただ、外装の色目だけは妥協が出来ない。


さぁ、どうしましょうか??

ここへきて、またふりだしに戻ってしまったような気がするが?!

やはり、今まで一度も打診していなかった、あの赤いテスタロッサに進むべきか?!


なんにせよ、
諦めのゴールか、
達成のゴールか、
さらに夢を追い求める為のかりそめのゴールか、

どうなるのかはまだ本当にわからない。

取り急ぎ、現車を見るべく動いてみることにしよう。





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308GTSquattrovalvole 出撃不可能の理由

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晴れ渡る空ー、上っていこうよ…
世界中の308のこのネジが折れろー♬(オリジナルスマイル /SMAP)
308にトラブルが発生してしまうとつい口ずさんでしまう、この歌。


328でも同様にこのネジが折れてしまうトラブルがあるという。うーむ。

なんと、ウチの328も過去にコレが折れて、交換していた事実があったのだから。

今回のトラブルは、
サブタンクを3点止めしてるネジのトランク側の1本がポッキリと破断したのである。

現在のサブタンクは上面フレーム側の2点支持のみで、ふらんふらんなのである。

とりあえず、サブタンク自体の崩落や、接続されているホースが外れていないのが幸いだ。

ほら、サブタンクがかすかに右に傾いてるでしょ?!

イメージ 2


このままで走ると(もしかしたら、二回くらいは知らずに走っちゃってるかも)

このふらんふらんがさらにシェイクされると想像され、残り2点のネジを確実に痛めると判断。
緊急修理入庫出撃を除いて、ハリガネで吊るして支持しておくなんて小癪な真似は出来ない。


こいつは厄介だ。さて、どうやって自分で交換すべえか。
この部品が手持ちにあって助かった(まだ残り一個あります)

12気筒購入に感けてて、まだ交換ができていない。すまん。308よ。

スッキリと簡単に交換できますように合掌。

もしも自分で直せなかったら、メカさんにお願いしよう。
ハリガネで吊るして緊急出撃だっ!?




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購卒8気筒一直線!もう12気筒は要らない

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だんだんと腹が立ってきた。
なんでこう、テスタロッサばっかりがバカスカバカスカ売れちゃうのよ。

512TRも安い個体から捌けていく。
512TR売値平均1600万円。極上モンは2000万円超え、それ以上。

この高騰の理由はつまり、そういうことなんだけど、

今まで日本を走ってたフェラーリが居なくなっちゃうのも、なんだか悲し過ぎやしないか?!

まぁ、これまで日本人も同じようなことをやってきたんだろうけど。
業者にしてみりゃ、売りずらかったモデルが半年前~近月に高値で売れてウハウハなんだろうね。
業者は良いよ、高かろうが安かろうが利益を確保できて、
売り物の回転が早ければ笑いが止まらないだろうし。

タマが無くなって仕入れが出来なくなれば、次の売り筋を探せばいいし、
別にフェラーリを売らなくたって、
ポルシェだって、ランボルギーニだって、売る物はなんだっていいんだから。


こちとら、モデル限定、フェラーリ限定。
売り価格も高けりゃ、物も無いんじゃ、まったくもってお手上げなんですよ。

購入予算だって身の丈を超えてます。唯一、現時点のメリットは、
愛車の下取り査定が、以前の鉄屑扱いから軽く倍はあるってことくらいかな。


欲しいもんが買ってもらえなくて駄々こねる子供じゃないけどさ、
即売れ即売れで、判断の猶予すら無い状況にイライラしてくるわ!ホント。

黒いテスタロッサも僅か4日で売れちまいやがった。 今週末に見に行こうと思ってたのに。

12気筒購入検討はもう卒業しようか?今後は8気筒フェラーリのみの一直線で!

「購卒8気筒一直線!もう12気筒は要らない!」って、
若き坂上忍のTBSドラマを思い出してシャレを言いたくなっちゃうよ。

こちとら真剣に欲しいと思って動いてるのにどうにもならん。
やめた、やめた!!だんだんとアホらしくなってきたよ。

明らかに程度の悪そうな個体まで便乗高騰させ、
問い合わせ多数と即売れの飢餓感が焦りを生み、
利益を求めない、所有成就を求める人間だけが踊らされている感も否めない。


マジで買えるフェラーリが無くなってきた。
新着のテスタロッサもこりゃー、お姿が酷すぎて私にゃ買えないね。こういうのも海外に持ってくの?



12気筒フェラーリ候補は残りあと3台。いや、、、、2台?1台?
とりあえず、今週末は動きます。

GOOネットも1日限定のテスタロッサ誤情報流して、ぬか喜びさせてくれるぜ!!



買えそうな個体が市場から消えたら、もう購入は諦めようかなぁ。
お金のない辛さ、購入力を持たない不甲斐なさを噛み締めてます。




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メーデー!メーデー!初心にカエレ……

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12気筒フェラーリを購入すべく、かつてないほど頑張ったよ、私は。
でも、ダメだった。玉砕である。

その理由の一つは、売り個体の動きが早過ぎることだ。
私が狙うどの個体も銭を武器にした競争が勃発。問い合わせ人数も10数人と群がる。
もしくは最初に手を挙げた第一購入者の商談中のバリアが行く手を遮り、
それが個体の生情報を急望している私の気持ちをも引かす。

今週に平日でもなんでもすぐに見に行こうと思っていた個体が、
そう思った晩には成約してしまう。そのスピードに、もうついていけない。


「よし、この個体でいこう!」と決した意欲は個体の消滅で、いとも容易く脱力にかわり、
この個体が欲しいと願った強い希望は大きな失望にすり変わる。
頑張っても頑張っても結果はいつもがっかりさせられてばかりだ…嘆息、ずっとその繰り返し。


焦りだ……購入への焦りが私を盲目にする。
己の目利きと判断、本当に欲しいフェラーリすらを。
ホント、、なんか良い事ないかしら?!


さて、テスタロッサ市場のまともな売り物が全滅したところで一旦、一息入れる事にする。

しばらく放っていた308のトラブルをスッキリ解決といこうじゃないか。

サブタンクを固定しているトランク側のネジを取り外して、新しい物に付け直そう。

イメージ 1


取り替えは簡単に出来ました。これで308出撃オッケーです。良かった、良かった。

貫通ネジが切れてたのかと思いきや、ネジは貫通していないタイプ。
ネジの金属じゃなくて、ゴムブッシュんとこのゴムが捻じ切れてたんですね。

イメージ 2


トランクのカバーのチャック(スライドファスナー)が締まらなかったんだけど、
以前、308虎の穴で習った小技を試してみたら、アッサリと復活したよ。

308はよくこのカバーを取り替えちゃう個体も多いけど、
オリジナルの革のまんまで復活が出来たのはめちゃ嬉しいじゃないか。
まぁ、キャバリーノの目利きじゃ革にシワやヨレがあるとか、
どうせケチつけられるんだろうけど。

革の縮み防止(そんなのあるのかな?!)の為、
ここは締めっぱなしのほうが良いと新車328オーナーに聞かされた。
まぁ、ゲンを担いで締めたままにしておきますか。馴染ませる意味でも。

308はなかなかのオーラを放っておる。

時間もあるので328も磨こうと328を見る。この前の整備上がりから綺麗なまんまだ。
328も凄えな。実に綺麗なボディーラインを醸し出している。

348はだいぶ磨いてなかったな。今度本腰入れて磨いてやろう。
348も重整備の時期をどうしようかなぁ。


ここで急用が出来たため、本日はフェラーリを磨きこめずに終わった。

12気筒フェラーリも欲しい。しかし、初心に帰れ!である。
今在るフェラーリたちも途轍もなく、素晴らしいフェラーリである事を再確認させられた時間だった。






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久しぶりの348?!

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12気筒フェラーリ購入も進展が頓挫してきたんで、ウチの跳ね馬たちの調教でもしますか!

まずは348から。

こないだのツーリングで300キロ近く走ったんだっけ。
とりあえず腹ペコの348に給油でもしてやりますかね。


乗り始めからすこぶる快音&滑らかーん。!アレ?どうしたの348tbよ。
12気筒フェラーリ購入の下取りにされちゃう恐れから今回はスネるというよりも、
Raitaさんへのご機嫌取りのようだ。
そうだね、348はこんなにピカピカで調子良さげだと手離しがたくなっちゃうな。

暗くなっちゃったんで、チョイ乗り程度でおしまいにした。
夜に走らせるフェラーリはあんまり楽しくないし。


まぁ、明日の昼間と日曜とで3台をフルで動かしてみようかな。

308/328/348で1番下取り査定の評価が低かった348
(現車を見ての査定ではないので、あくまでも業者が絶対に損しない査定金額のこと)


いやぁ、348の良さってのはそんなもんじゃあないぜ。

348、なかなかどうして。

いやぁ、やはり楽しい。

12気筒フェラーリの楽しさとはまた別モンである。






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308/328/348の下取りはお幾らになりますでしょうか?

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フェラーリの下取りを打診する……
愛車可愛いRaitaさんにとって、とても辛い地獄の儀式である。

手塩にかせてコンディションを磨き、都度の整備をし、
時に神経質なほど過保護に、時には厳しくどうでもいい扱いの荒療治。
それも長年で培ったフェラーリへの押し引きであり、
その根幹にはフェラーリへの愛をたくさん込めている。

整備は何より自分が気持ち良く走ることができることを念頭にしてきた。
見た目はエンジン共々、小綺麗にしておくのが良い。
そしてフェラーリは絶対にぶつけてはならない。
無用な板金塗装を避けることやしょぼいコーティング云々なんざ御法度。
オリジナル塗装の可能な限りの保持は何より大事である。
結局、フェラーリのオリジナルさは容易く壊され、脆く儚い。


それでもね、フェラーリは置き物にはさせられないから、
年々に何かしらは痛むし、壊れるし、消耗周期も訪れるし、
全てがずっとそのまんまで大丈夫ってわけにはいかない。

フェラーリコンディションの保持や向上に努めることは、
この手のフェラーリに乗る宿命であり、ひとつの重責であろう。

所有台数が多いとやはり大変なんだよ。自動車税、車検継続、車両保険。

定期的稼働によるガソリン代も増すわな。
都度の整備に掛かるお金もトラブル心労も、なんでもかんでも3倍だ。

正直、普通人所得にも遥かに満たない経済力の私には背負うもんが多過ぎる。
それでもギリギリなんとかなってるのはフェラーリの快調を何より優先し、
どのフェラーリも失いたくない一心からだろう。


しかし、本当に欲しい物があり、それが今の自分の経済力だけではどうにもならない場合、

その物をなんとか買う為に、大切な愛車を差し出さなければならない。


本気の時にだけ、308/328/348の下取りを打診する。夢を掴む為の設計図を描くために。



現時点で愛車たちの査定数字に関して大体の予想はついていますが、

それが予想通りなのか、予想は外れるのか、それが良い方なのか悪い方なのか?!
今の相場高騰の逆風で奪われた物を、
相場高騰の追い風で得た武器で取り戻すことが出来るのか?!


何を失うことが得策なのか、何を犠牲すれば夢を掴めるのか。
違う形になったこれからの重荷をキチンと背負っていけるのか?!
もう「たら」「れば」の損得云々を言っている場合じゃないのかもしれない。
頭でわかっちゃいるけど、瞬時に薄情な決断が出来ない自分が恨めしい。
正直言うと、この先、市場に流通する自分の愛車の姿や、
ネット等でその後の姿は見たいもんじゃない。



このラストチャンス。さて、どうなりますやら。あはは…(泣






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フェラーリ新体制案に悩む

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我がフェラーリの新体制案に悩む。

テスタロッサの価格が狂ったように高騰してしまった現時点では、
テスタロッサを迎え入れるフェラーリの4台体制は難しいと決断。
もし、5~600万円でテスタロッサが買えていれば、
その後々はフェラーリへの関わり方や嗜好がどう変わるかにもよるけど、
かりそめのフェラーリ4台体制も可能だったと思うんだけどね。

自分の考えをまとめやすいように案を書き込んでみましょう。


3台体制候補(モデル古い順)
A案 308 328 テスタロッサ (さよなら348)

B案 328 348 テスタロッサ(さよなら308)

C案 348 308 テスタロッサ(さよなら328)

2台体制候補(モデル古い順)
D案 308 テスタロッサ (さよなら328/348)
E案 328 テスタロッサ (さよな308/348)
F案 348 テスタロッサ(さよなら308/328)


2台、もしくは3台体制の場合、案は全部でこの組み合わせになるよね?!

しかし、今狙ってるテスタロッサ個体が他で売れたり、
査定額、金策面がうまくいかない場合は、これら新体制の構想は全てが白紙になります。


珍案としては、
G案 308 328 348 456GTのかりそめの4台体制(追い追いに減車していく)

H案 テスタロッサ 456GTの12気筒×2体制 (308/328/348 全車さよなら)

I案 テスタロッサ 456GT 328 のキャラクターバラバラ体制(308 348 さよなら)

最強モデル 550maranelloは今回の案には加えない事にした。


さあ、どうなりますやら。
もちろん、現車の動向と業者さんの査定次第では全ては妄想になるかもしれません。

どの案が良いんだろうか?!悩む、悩む。

ここをご覧の皆さん、フェラーリ売るだ買うだのお話は、

訪問者数や普段は訪問されないお方達の足跡から察するに、とても食いつきが良いですねー。

さぁ、あと数日でテスタロッサが他で売れちゃって、
私がまた失意のどん底に落ちる可能性は高いぞー。






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Ferrari Last Run!!…のつもりで一気乗り

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308のサブタンクもちゃんと固定出来たし、
こないだのツーリングの時は308に乗れなかったから、本日の乗り始めは308から行こう。

308qvのエンジンはいつもと変わらず、僅か2~3秒で掛かる。スカッと掛かると気分がいい。
初爆の早さはエンジンを目覚めさす儀式的気持ち良さとクルマの快調の証。
328や348なら瞬爆の1~2秒である。
モデナ以降マラネロ以降なら、バッテリーの弱さ以外は初爆具合をほとんど気にすることなし。


仮に308qvを1ヶ月ほど放っておいたとしても、某御大の言うように、
エンジンに火が入るまで1分もクランキングすることはない。公道現役308qvの強みよのぅ。

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昨日、348を動かしたあとの308の操縦ですから、
一気に308のクラシック感に満たされ、少々面食らいますが、10分もすれば馴染む。

フェラーリの異変確認は乗り始めが重要だ。乗り出し始め30分は慎重にいく。
常に計器動向のチェックは怠らない。異音、異臭、手応え、足応えの異フィーリングの確認と警戒。

30分も経たず、308良好ですね!と判断。となりゃ、益々気分ものってくる。
本日の気温だと水温針は75度目盛。油温針80度目盛。これで温間定常。
さてこのまま、いつものルートを走りますか!!

突然、携帯に着信が!仕事の電話かと焦ったが、フェラーリ最新モデルに乗ってる知人からだった。
運転中なのでそのままにする。

308qvの気持ち良いメカニカルサウンドとエンジンの軽い吹け上がりについ夢中になる。
クイックな操舵の応答に路面に吸い付くように止まる制動力。

昇降の遅い窓だけがめんどくせぇ。
早くモーター交換して、昇降片道3秒の308窓にしてやらねば。目指すは328の下降2.5秒。

だいぶ走ってコンビニで少し休憩したのち、高速道路に飛び込む。
目一杯、跳ね馬に鞭をくれ、308qvは他車を圧倒した走りで進んでいく。
私的には高速道路では308qvはだいぶパワー不足な感じはする。
5リッター級の12気筒フェラーリと比較しての話だが。
どうも最近は12気筒の感覚が抜けやしない。

場所とタイミング見計らって、今年初の308qvエアコンオン!
盛大なる冷気が耐えられないほどの冷え冷え空間を作り出す。
550マラネロ並みの快適さだ。エアコンも大丈夫そうだねぇ。
ガス漏れ当たり前のフェラーリで3年以上もガス補充無しは立派だよ、308qvを褒めてあげよう。

どこかの某フェラーリ店では、
「308のエアコンは直してもどうせ効かねえから諦めろ」って言いくるめられてたんだけどねぇ。


とりあえず、308qvで100キロほど走破して、ガレージに無事到着。エンジンフードを開け、放熱し、サブタンクの固定も大丈夫みたい。

本日は308を終いにして、間髪入れず328に乗り込む。

328に乗るとホッとしますな。308と同じ事を同じルートでこなす。
わかりますか?!
機関が温まってひとっ走りしてきた絶好調フィーリングのフェラーリを堪能してきたあとに、

冷え切った機関のフェラーリで、もう一度同じ事をするまどろっこしさが(笑
308快調の感覚にムチ入れてきた感覚のまんまで気持ちは早るが、焦らず慎重に行きましょう。

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328は308qvよりトルクが増してる感じがハッキリと取れるね。
それに308/328共に、
EUモデルとD車なら目隠しして乗っても、サウンドを聞けば仕様地の違いがわかるだろう。


先ほど、携帯に着信があった地点で、フェラーリ最新モデルとすれ違う。
そこで全てを察した。何故、着信があったのかを。また乗り換えたんですか!貴方。
短期間でホイホイとフェラーリを乗り換える嗜好より、
一台のモデルにとことん向き合い、長く愛し抜く姿勢のほうが私には好ましい。
フェラーリ最新モデルに興味を惹かれるのは解る。
しかし、最新モデルが買える経済力があるのなら、
それと並行して本当に好きなモデルをずっと持ち続けることもできるでしょ!?
何故、そうしない?!知人だからハッキリ言うけど(笑

328に乗ってて、某モデルに対して強い優越感を感じてしまった(笑
いかん、いかん、邪心を払え。

328にずっと長く乗ってるほうが絶対に楽しいよ。

途中で308と同じく、328も今年初のエアコンオン!
タイベル交換したばっかりで、その時にエアコンガスも注入してますから、
ビンビンに効いてますねぇ。これで夏でも快適に328に乗れますね。

しかし、328は若干のガス漏れがある傾向なので、来年の夏にはまた補充になるかもだなぁ。
2シーズン持たせられるか、頑張れ、328
328が308qvより夏場に快適お気楽に乗れなかったら後発モデルの沽券にかかわるだろ。

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陽が落ちる前に全車動かしたい。日曜は雨だしね。

328にもっと乗っていたかったが、折り返して348に乗り換える事にする。


348は昨日、動かしてますから、快調さは益々脂が乗ってきてる。

横置きエンジンのフェラーリ乗った後だと、
348サウンドのシンフォニックさが際立つね。実に気持ちいい。

348は308/328の倍は動かすと良い。持論通りの快調維持方法ができて良かった。

これからも348は308/328よりも多めに動かしてやろう。

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本日、ラストの348tb
パワフルな乗り味に気持ちよく突んざくサウンド。
まろやかで心地よいフェラーリビブラートはウチの348の真骨頂だろう。
陽が落ちる時間まで遠回り、遠回りしつつ、気持ちの良いルートを選んで走り続ける。

空調コントロールも良好でありがたい。

ほー!気持ち良かった。

348は重整備の時期をそろそろ控えている。
でも不安な気配は全く見せず、快調さをアピールしているのがいじらしい。
まぁ、重整備なんかやらなくても良いのかもね。どうしようね。


テスタロッサ購入の暁には、このどれか1台は手放すことになるんだろう。

快調の3台、個性的な魅力をそれぞれに持つ3台。

前記事の「フェラーリ新体制に悩む」を書いてはみたものの、

新体制候補は決まりきれないが、

自分の中で惜別として向き合うフェラーリは……

私が求める物の為に動いたのち、その運命が決めてくれるのだろう。

私の惜別の予感と、運命が定めた結果は多分、同じなのかもしれない。




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官能伯仲!縦置き12気筒/横置き8気筒/縦置き8気筒

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Ferrariは素晴らしい。

ランボルギーニ(LP400とウルフカウンタックを除く)や、ポルシェなどなど、
Ferrariの好敵手である、これらモデルを自分が欲しいと思うことは、一切ない。

自動車への求心はFerrariとそれ以外の車。
それ以外の車に必要なのは実用性と高燃費、低いランニングコストだけがあればいい。
だから、私のクルマ贅沢はFerrari一本である。



Ferrariには魅力的なモデルが多い。
他クルマを圧倒する速さと金満のステイタスを醸す、最新現行モデルに少々の興味はあっても、
それが夢だ、目標だ、と買いたいと思うほどのモデルはない。
この手のフェラーリは成功の証しや、自分へのご褒美とその自己満足。
己の環境とその突出した能力と努力の結果、
大して求めず望まずともご縁で授かったものくらいの感覚じゃないのかな。
なんにせよ、最新現行モデルを好む欲しがるのは、普通人と貯まる桁が違うのは間違いない。



私のような40代後半のおっさんは、自分が若かった頃に憧れたフェラーリにしか心響かない。
逆に言えば、今の最新現行モデルは今の若者の心に響いてるかもしれないし、
のちのちの夢や目標に[フェラーリ]という代物は絡んでくるかもしれない。

我々の世代には、
LaFerrariよりもF40やBBシリーズ、
599GTOよりも288GTO
F12よりもtestarossa
カリフォルニアtよりもDino246gt
488GTBよりも308(328)GTBなのである。

どうしても欲しいと願うクルマとは、
それがどうしたら手に入れられるのかを考え行動しなければ成就しないもの。

努力、忍耐、熟考。その実行。望まねば得られない、動かねば達成できない。

私の周りには沢山のフェラーリを所有するオーナーさんがいる。
お金があるからフェラーリを買ったのではなく、
そのフェラーリが好きだから買った人が殆どだ。
見栄や金満の証しに買ったのではなく、複数所有の理由は、
そのフェラーリへの並々ならぬ熱い想いがあったからこそだろう。

時代は移り変わる。フェラーリも変わった。性能ばかりでなく、そのスタンスすら変化した。

本当に末長く愛せるフェラーリとは極論すれば、マニュアルシフトをもつフェラーリに到達するだろう。
誰でもが操縦出来るフェラーリではなく、
自分だけがいなすことが出来るフェラーリの魅力は不変であるのだから。


私もフェラーリ好きが高じて、[結果的]に複数所有になったクチ。
しかも、お金もないのに金喰いのフェラーリに傾注する愚かな人間である。
でもしょうがないんだよ、フェラーリは魅力的なモデルが多く、
どれも欲しいし、どれも手放しがたいのだから。



そんな私も流石に348tbと348tsなんていう二台所有にはなりにくいかもしれない。
しかし、クルマのデザインとそのエンジンが違うモデルでの複数所有は、
フェラーリを愛する人間の憧れの境地である。

フェラーリのスタイル、デザインは各人の好みとして、
エンジンのラインナップは、
縦置き12気筒
横置き8気筒
縦置き8気筒

そしてマニュアルシフト。
これはなんか良い組み合わせだなー!と思ってしまいます。

さらにここへ横置き6気筒(Dino206/246)を追加するのは、
普通人の経済力ではもはや無理なので、

普通のフェラーリ馬鹿(私)にはこのラインナップが、
廉価版複数所有、理想のライフナップである。
例えば、testarossa/328/348である。
これはエンスージアスト感が凄えたっぷりです。

貴方なら、上記エンジンラインナップであれば、
どんなモデルでの組み合わせを妄想いたしますか?!






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テスタロッサはtestarossaでテスタではない

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いつからだろう?!

[testarossa]を[テスタ]と呼称する人が現れるようになったのは。

楠みちはるの漫画やエッセイの影響か?!
カッコつけとそう通ぶった呼称が、
興味のある人々に拡散し、時間と共に世間に深く浸透していく。

ちなみに池沢さとしはテスタロッサをテスタとは呼ばない。


私は常々、フェラーリの呼称は正式名称で言うように(書くように)気をつけている。

例えば、348などで[F348]などと記すのはもってのほかで、
そういうのを見るたびに非常に苛立ちを覚える。
「TOYOTA「86」のように型式[F348-B]を書いてるんだよ!」という意見もあると思うが、

F355、F430、F512Mという正式名称を持つモデルがあるのだから、
世間への認知に余計な誤解を生む紛らわしさと誤記の浸透に、
私はどうしても苛立ちを覚えてしまう。

呼称で言い方がややこしいのは、
例えば、F40などで、
40を[フォーティー][よんじゅう]と読むのなら、
[フォーティー]が1番好ましいし、[よんじゅう]もギリギリで許せる。
[よんまる]では違和感が強く嫌悪し、
1番耳聞こえの良いのはやはり[エフフォーティー]である。

さらにFFは[エフエフ]とは呼びたくなく、FerrariFourと呼ぶ。

要はエンブレム通りのスペルと記名フルネームで、
[呼称は絶対に略さない]のがフェラーリへの敬意を表するための理想の言い方(書き方)なのである。
日本語読みも難しいが、あまりの我呼称も相応しくない。(さんまるぱー、さんぜろはち等)
さらにスペルを略すくらいなら、カタカナ表記のフルネーム記名のほうが遥かに良かろう。


さて今回の本題はtestarossaの話である。

私はテスタロッサを[テスタ]と略す言い方が非常に嫌いでそういう記名も大嫌いなのである。


テスタロッサはtestarossaでテスタではない。

「ウチのテスタが……」あぁ、嫌で堪らない。少なくとも私の前では言わないでくれ。

名前は当たり前に、そのまんまの名前で言おうよ。


テスタロッサはtestarossaでテスタではない。

フェラーリテスタロッサ

Ferrari testarossa


言い方も表記も実に美しい。
テスタロッサというネーミングも最高だ。


やはり、テスタではなく、
テスタロッサと呼ぶのが1番格好良く、
1番心地良い響きの呼称であり、
名車テスタロッサへの敬意を表した言葉なんだよ。








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testarossaの現在、ほぼゼロ

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testarossa売り個体の状況はいまどんな感じだろうか。


福岡の赤testarossaは海外へ行くべく、成約。ならば、早く広告から消して欲しいが、
内金が入ってるらしいものの、そこから話が進んでいないのでまだ商談中なのかな?!

黒testarossaは多分、車両1880万円、これは売約不明だが、もう売れているんだろうな。

跳ね馬シール付きtestarossaは業者オークション物で右往左往。
派手さから前オーナーの嗜好がうかがえる。
前に在った銀testarossaは業者オークションに出るべく、市場から消えた。
センターロックtestarossaの売り物は乗り出しで990万円で商談中。
今現在のtestarossa市場感覚だと安く感じるが、
タイミングベルト即交換などのコストを加えると私的にはいささか萎える。
新着から僅か3日で広告から消えたtestarossaもあった。
エンスーの社のtestarossaも売約済み。
ケーニッヒは好みじゃないし、ファインチューンされてるtestarossaも好みじゃない。



testarossa個体、512TR共々、海外からの問い合わせは多く、
又、業販を狙う業者からの問い合わせも多いようだ。
相場の下限の512TRは動きが早いが、相場の上限の個体はどうかな?!
512TRよりもtestarossa狙いのほうがまだ強気な動き方を感じる。



結局のところ、一個人が欲しくてどうこうって商談は殆どなく、
利益を得るために、
国内外の人々がMR12気筒の仕入れに走っているケースが多いと推察する。

蛇足だが、F512Mの2000万円の売り物を成約したのがお買い得に思えてきてしまう。
そう考えると、2000万円で売りに出てる308GTBキャブモデルが、308相場の高騰感の凄さを思わせる。

又、海外の買い漁りの手は550マラネロや575Mマラネロの市場にも波及している模様。
私が狙っていた550も575Mマラネロも消えてしまった。
8気筒モデルは、
328は価格告知は680万円の個体のみ、あとは応談。
328は相場の下限の個体は消えたが、相場の上限の個体はまだ残ってる。

348も相場の下限はそれなり。高めの個体が増えてきている印象。

F355も348と概ね同じ傾向で、348よりも高額感がさらに強いといった感じだろうか。

結局のところ、古めのフェラーリは全般で相場が上がっている印象。


さぁ、testarossa市場の現在、

極上に近く、オリジナル然としたtestarossa、私が欲しいと思える物は、ほぼゼロだ。






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